英検が主催するIELTSのコンピュータ版を東京会場で受けてきました。
午前中に3技能、午後にスピーキングのスケジュールでした。
会場の様子や当日の流れをお伝えします。
あくまでも私が受けた日の様子なので、違うことがあるかもしれません。
試験会場到着まで
電車を間違えた
これは私的なハプニングなので参考程度に。
東京に行くのにJRに乗ったのですが、「上野東京ライン」に乗らなければいけないところを「湘南新宿ライン」に乗ってしまい、そのままだと東京にたどり着けない状況に。
しかも乗ったのが快速だったので危なかったです。
武蔵小杉で横須賀線に乗り換えることで何とか東京にたどり着けました。
会場が開いてない?
試験会場は八重洲中央口を出てすぐに見える「ヤンマー東京」でした。
そこまではたどり着いたものの、整備のおじさんしかいなくて入れそうな場所もないし、どこにも試験会場案内の看板も立っていないし、会場があっているのか不安になりました。
うろうろしていると整備のおじさんが話しかけてくれて、IELTSならここから入ってエレベーターで上がるようにと教えてくださいました。
もうちょっと会場わかりやすくしてほしい…
入場
3Fに上がるとすぐIELTSの区画が。
8:40までに来いと申込完了メールに書いてあったので焦って行きましたが、受付は9時の10分前からのよう。
入り口で電子機器の電源が切れているかのチェックをされ、パスポートと透明なペットボトルに入った水以外ロッカーに入れるように言われました。
そのあと順番に本人確認、指紋登録、写真撮影をされ、試験場の決まった席に案内されました。
スタッフは全員日本人だったので受け付けはすべて日本語でできました。
受験者は8割がた日本人でしたが、ちらほら外国人もいました。
同時にコンピュータ試験を受けたのは30人ほどでした。
机・椅子
パーテーションで区切られた白い机に、
- 閉じて立てかけてあるノートPC
- ↑につながったモニター
- 有線マウス
- テンキー付きキーボード
- 鉛筆(木物語のB)
- SONYのモニターヘッドホン
- ドリンクホルダー
があり、
パーテーションの上部に
- パスポートを入れるケース
- ロッカーのカギをかけるフック
があり、
持ち物をそれぞれの場所に入れるように指示されます。
椅子は高さとリクライニングが調整できる背もたれ付きひじ掛けなしのオフィスチェアで、座りごごちもいい感じでした。
モニターがまぶしすぎて明るさを下げたかったですが、いじってはいけなそうなので我慢しました。
試験開始
9時30分近くになって全受験者の準備が整ったのかマイクでアナウンスがありました。
試験の注意事項などがすべて英語で話されます。
だいたい常識的なことなので(PCの関係ない部分をいじるなとか何かあったら挙手とか)、なんとなくしかわからなかったけど問題ありませんでした。
ヘッドホンを装着するように指示があり、各自リスニングから開始になります。
試験の流れ
それぞれの科目の前に試験の説明動画を見る必要があり、見終わると試験が開始できます。
Listening→reading→writingの順番で、休憩なく行われます。
1科目ごとに個人のタイミングで始められるので、一息つく事はできます。
全員の試験が終わるまでは解散にならないので、あまり長い休憩は取れないと思って良いでしょう。
なのでお手洗いは必ず試験会場に着く前に行っておいた方が良いです。
水は好きなタイミングで飲めます。
リスニングが終わった後、ヘッドホンを外して良いのか悪いのかわからなくて(指示が聞き取れなかっただけ)、ずっとつけたまま試験を受けましたが、外しても良かったのかも。
周りの人がキーボードで入力する音が結構するので、耳栓代わりにしておくのもいいかもしれません。
ただ耳栓やイヤホンに比べるとヘッドホンは重いので疲れるかもしれません。
また、PC版はテキストの選択した部分をハイライトできるため、リーディングに便利でした。
9時半過ぎに始まって、12時過ぎに終わりました。
ずっとまぶしい画面を見続けていたので、目が疲れました。
気になる人は、ブルーライトカットのメガネがあると良いかも。
お昼休憩
私のリスニングの開始時間は14時で、20分前に会場に到着すれば良いので、それまで休憩です。
東京駅のレンガの駅舎を見たことがなかったので、丸の内口に行って見てきました。
昼食代を浮かすために、家から持っていったラップに包んだ手作りおにぎりを街中のベンチで食べ、通行人に見られるのが少し恥ずかしかったです。
ウロウロしている間に時間になったので、再び試験会場に行きました。
リスニングテスト前
再び電子機器の電源が切れているか確認され、ロッカーにパスポート以外の荷物を入れ、本人確認と指紋認証を行い紙にサインさせられました。
持ち物にパスポートのカラーコピーとあったので持っていっていましたが、現地のコピー機で印刷されたので必要ありませんでした。
椅子に座って待つように言われました。
先頭に座っていた人は18歳未満だったらしく、試験中スタッフが付き添うことになっていると説明されていました。
順番が来ると、試験管の外国人が出てきて名前を呼ぶので一緒に試験会場に入ります。
私は3番目に座っていたのですが、なぜか2番目に座っていたインド人よりも先に呼ばれました。
リスニングテスト
試験管は白人のイケメンで、日本の教材で聞き慣れたようなとてもきれいな英語を話しました。
試験前にHow are you?と聞かれ、急なことでびっくりして全然良好じゃないのに日本人的反射でFine.と言ってしまいました。
最初に試験を録音することについて説明があり、個人情報が読み上げられました。
そこからはスムーズに試験内容に入っていきました。
基本的に質問に答える形ではありますが、テストと言うよりも日常的な会話をしている感じでした。
私のトピックは映画でしたが、当日は何の話が振られるか分からないので、英語以前に日本語でのあらゆる話題に対する瞬発力が必要な気がします。
私が回答にどもると質問を切り上げて、別の話題に移ったりします。
試験管は表情を変えないどころか、むしろ笑顔で聞いてくれるので、自分の話が質問の内容に合っているのかいないのかすらわからないくてちょっとこわかったです。
試験が終わり、試験官がドアを開けるときに明るく「Have a good afternoon.」と言ってくれました。
反射で「You too.」と言っておきました。
試験終了
スピーキングテストが終わると、最後にもう一度だけ本人確認があり、ロッカーの荷物を取り出して終了となりました。
まとめ
英検主催東京会場のIELTSコンピューター版は
- 試験会場がわかりにくい
- PCを見続けるため目が疲れる
- 8時50分から受付開始だった
- 日本語で受付ができるが、試験の説明は英語
- スピーキングの試験管は優しい(人によるかも)
- パスポートのカラーコピーは要らなかった