おてつたびで2週間住んでみてわかる地域の魅力・特徴を、神奈川県人の視点でお届け。
今回は徳島県「鳴門」。
鳴門の…
方言
祖谷とおなじように「〜けん」「〜しよる」などの訛りがある。
若い人ほど訛りが少なく、お年寄りの話だと訛りすぎて聞き取れなくなる。
阿波弁の代名詞とされる「〜じょ」を聞いてみたかったけど、出てこなかった。
交通手段
車、でなければ自転車。
地元の中学生も指定のヘルメットをかぶって自転車を漕いでいた。
徳島バスと市のマイクロバスがあるが本数は1時間に一本程度。
JR鳴門駅もあるため、比較的四国内を移動しやすい。
高速鳴門から高速バスに乗れば、淡路島経由で関西方面にも出やすい。
道
ランニング中の人はいても普通に歩いている人はほぼいない。
そもそも人が少ないため、中央の大通りでなければ歩道も車道もスカスカ。
よって道路を横切る横断歩道はボタン式信号になっているが、わざわざボタンを押して渡るのは観光客くらい。
交差点でも黄色と赤の点滅信号が使われている。
店
十分にあり、生活には困らない。
大きな交差点に出ればコンビニがあるし、スーパーも自転車圏内に2、3店ある。
家電屋も家具屋もシャトレーゼもある。
チェーンのファミレスは少なく、ラーメン屋やパン屋、ケーキ屋など、地域に根付いた個店のほうが栄えている印象。
食べ物
人気のチェーン店からそこにしかない店まで、徳島ラーメン屋も徳島じゃないラーメン屋も多くある。
鳴門には「鳴ちゅるうどん」という柔らかめのうどん派閥があり、うどん屋さんもそこそこある。
特産物は鳴門金時、レンコン、わかめ。
わかめはいつも使う乾燥わかめとは比にならないほどの歯応え。
海が近いため新鮮な海産物が手に入り、おいしい。
気候(夏)
瀬戸内の気候だからか、関東よりも湿度が低い。
そのため気温が高くても「蒸し」暑くはならない。
海が近いので風がよく吹き、日陰や家の中にいれば涼しいくらいで、エアコンをつけずに寝れる。
そもそもの気温も関東ほど上がらず、気温が37℃になるのは数年ぶりらしい。
畑
芋畑だらけの地域や、レンコン畑だらけの地域がある。
農家さん
農家といえばお年寄りが多いイメージがあったがそんなことはなく、壮年のおじさんがメインで活躍していた。
観光
かなり観光業に力を入れていて、観光地やお土産屋さんは点在しているものの結構ある。
お遍路の第一番、第二番札所は鳴門市にある。
まとめ
- 適度に栄えていてお店も十分にある
- 湿度が低く、夏でも過ごしやすい
- 海と畑と街
人も多すぎず、気候がいいので関東よりも過ごしやすいと思う。
海辺の街が好きな人はおすすめ!
徳島は山側に行ったことがありましたが、同じ徳島県と言っても全然違っておもしろかったです。
徳島の秘境・祖谷のかずら橋はどんなところ?実際に行ってきた!
瀬戸内の夏の涼しさはかなり魅力的。
冬も体験してみたいです。